寅さん&都はるみ 佐渡の休日。
ひとは 優しさにふれると 嬉しいものなんです。
1983年 昭和58年8月公開
久しぶりに見ました この映画 勿論公開当時 劇場で見てますが
寅さんシリーズ全48作品の中で・・・ 公開時と テレビ放送の二回のみで
正直 この31作目「旅と女と寅次郎」には そんなに 思いでも・・・後の いろんな上映会
追悼会にも この作品ラインナップに入ってなく BS放送時にも見てなく
今回 偶然にも 先週WOWOWで録画してて 桜井センリさん亡くなり 追悼込めて 拝見しました。
この映画 ゲストは 都はるみ 映画内では 京(きょう)はるみと言う名前で出てます
人気演歌歌手で 突然の ステージキャンセル 失踪で 旅先で寅さんと出会い
佐渡島へ 渡り 佐渡の休日 これは 名作「ローマの休日」から頂いてますね。
今回見て 思わぬ発見 もし 寅さん検定試験があれば 出そうな・・・??
なんと オープニングに細川たかしが出演 当時「矢切の渡し」のヒットの 余韻なのか・・・
この「矢切の渡し」の曲も 映画の中に生きているんですね・・・・
桜井センリさんは この 京はるみ事務所 社員役で
マネージャーがベンガル 事務所社長は 藤岡琢也さんですよ!!
他のゲストも凄いんですね 民宿の おばちゃんに 北林谷栄
寅さんを運漁師に 山谷初男 人見明も出てましたね。
当時は 偉大なるマンネリとも言われ この映画は まあ 惰性的ヒットで
ありえない ストーリーでしょう・・・ 僕も当時思い 自分の中で評価はすこぶる低く
しかし 今回改めて見て このマンネリズムと言われても 寅さんはじめ 山田組芸人達は
本当に そこは 「ショー」=「娯楽」のツボを 抑えてるんですよね。
映画 終盤 はるみちゃんは 柴又へ訪れます
演歌人気歌手 柴又へ もう 柴又パニック そこでも カラオケマイクで歌う
ありえない設定なんですが そこに この映画の面白さがあるんですね・・・・
僕は この寅さんの やさしさに もう 終盤 大号泣でしたね・・・
桜井センリさんは 寅さん映画 山田洋次監督作品 沢山出てます
その中での代表作品は 「寅次郎夕焼け小焼け」の 町の職員役
ご冥福を 心からお祈りします。
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【追悼桜井センリさん 男はつらいよ~旅と女と寅次郎~】
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