佐々部清監督が挑んだ
老人介護と家族愛
全メジャー映画への挑戦状
ぴあ映画初日満足度ランキング
堂々の第1位
監督・脚本:佐々部 清 映画監督 佐々部清|オフィシャルサイト
原作:陽 信孝「八重子のハミング」(小学館)
升毅 高橋洋子
文音 中村優一 安倍萌生 辻伊吹 二宮慶多 上月左知子
月影瞳 朝加真由美 井上順 梅沢富美男
見終えて しばらく席が立てませんでした(=◇=;))
監督が描く家族愛に ・°・(ノД`)・°・・°・(ノД`)・°・
拝啓 佐々部清監督様
もう10年前程になりますかね・・・ 僕は ネット喫茶依存症時代に
ネット喫茶で偶然見た予告編「カーテンコール」に引き込まれ 次の休日
東京銀座で見て感動・・・何との翌週にも 上野の映画館で二回目鑑賞
昔は映画が大好きでしたが 暫く映画見から遠ざかり 年に数回程見る程度
昔は年間300本鑑賞時代がありましたが。。。 そんな僕に映画の素晴らしさ
再発見させてくれた佐々部清監督 それから 30年ぶりに「キネマ旬報」買い
映画検定挑戦しながら 映画を見直し「夕凪の町桜の国」が監督最高作品と
自分は思いましたが ここで また監督 代表作品作りましたね
いい意味 悪い意味 監督の特徴はズバリ地味なんですが
今回 老人介護・・・・ いや~ これは もう また監督難しいの挑戦・・・・・・・
しかし 見終えて うーーん 一言 素晴らしい
最近日本で問題になってる 老人介護・・・・老老介護
僕は つい最近まで 老人ホームに勤め 食事の用意して
直接じゃないけど 介護を見てました もの凄く大変です
利用者さんの吐いたもの排泄の処理 入浴の世話・・・・・・・
それを 映画に もう 地味すぎる・・・・ でも
そこは 佐々部監督 ちゃんと した エンタメ映画に
何が素晴らしいかと言うと 癌で病魔に侵され 克服して退院したら
長年付き添った 女房が アルツハイマーに・・・・・・
主演は 升毅 朝ドラ「あさが来た」で波瑠の父親演じ 今回初主演
今回は 教師役なんですね 晩年の講演会シーンからの
回想しーんかから 始まるこの映画 素晴らしいシーンは
昔の教え子と出会い 「何か お手伝いできませんか先生」
で・・・ 自分の親でないのに 介護学校へ・・・・
そして 孫の演技と言うか 師の教え・・・
升さんの教師像 父親の姿が孫に伝わる場面が素晴らしい
家族全員で 介護と向かいいあう 姿勢が素晴らしい
辛い 汚い 重い だけが 介護じゃない!!
これ実話なんですね・・・ 僕は思います
今 シネコン全盛の時代 この映画の上映は非常に難しい
事実 札幌初日こ二回上映ですが 翌日から一日一回・・・・・
これじゃね 見ようと思う人も見れない 状態 でもね
この映画は 生きてます もう 宝物
上映終了しても 全国特に地方へ 講演と共に上映行脚
映画の中の 升さんのように 監督自身が この映画の完成までの
道のりを 講演と共に全国 また DVDレンタル 発売されても
日本全国の 老人ホーム 介護施設で 上映してもらい
「八重子のハミング」の輪は きっと 届いてくれると思います。
これは介護映画じゃなく 家族映画 恋愛映画なんです
そして 佐々部監督が今の日本映画界へ挑戦状なんですね
大手映画会社に 原作持ち込んだら 全部に断れ
もう 自腹 監督自身が原作買い 自分でノーギャラ脚本書き
自主映画ならず 自主的映画 今の大手映画会社
イケメン俳優が グラビア女優相手に 壁ドンな的な映画じゃないと
企画が通らない?? 似たような題名な 恋愛映画多い中
もう これは 起爆剤映画です。
最近 スポーツ新聞で 連日 俳優が映画製作ニュース出ても
監督名 脚本家なんて どこにも書いてないのが現状
監督素晴らしい作品本当に 「ありがとうございました」
来春 再度日本アカデミー賞に上がるの願ってます。
病気に一番 大切お薬は 人の優しさなんだよね
6月25日(日) 〜 7月14日(金) 東京スバル座で 再上映
有楽町スバル座 |
佐々部清監督作品ニュース
7月4日 DVD発売 レンタル
「ゾウを撫でる」
只今 レンタル中 「種まく旅人 夢のつぎ木」