【２０１４年　年内最終映画鑑賞～バンクーバーの朝日～】

　　　　　　　　　　　確かに　旨みのある映画ですが
　　　スパイスが効いてはいますが薄かった。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　監督：石井裕也　　　　脚本：奥寺佐渡子

妻夫木聡（レジー笠原役）　　　　亀梨和也（ロイ永西役）
勝地涼（ケイ北本役）　　　　上地雄輔（トム三宅役）
池松壮亮（フランク野島役）　　　　　宮崎あおい（笹谷トヨ子役）
ユースケ・サンタマリア（堀口虎夫役）　　貫地谷しほり（ベティ三宅役）
佐藤浩市（笹原清ニ役）　　　　　高畑充希
　　　　本上まなみ　田口トモロヲ　徳井優　大鷹明良
　　　　岩松了　大杉漣　鶴見辰吾　光石研　石田えり

おはようございます！！　　本年度最後の日本映画鑑賞と言う事
年末ベスト１０考慮して　これ　一枠外して(ベスト１０入ると予想して)
見ましたが・・・・・　うーん・・　結果　ベスト１０除外・・・
でもね　そんなに　悪くない　昨年「舟を編む」で日本映画界で多数受賞し
監督自身が　まだ３０歳(現在３１)で　日本映画界に旋風を巻き起こし
今年５月「ぼくたちの家族」　そして今回は　フジテレビ開局５５周年映画
東宝＋フジテレビの二大メジャー企業バックに映画制作
栃木県足利市に　超巨大なセットを作り　映画撮影
今年夏限定公開されたんですが　僕の住む街とは同じ栃木でも遠く
行けませんでしたが　　映画見た限り・・・これ　見れば良かったと後悔してます。

さて映画なんですが　これ　実話で　バンクーバーで実在した
野球チームの話で　弱小チームの　朝日が　差別や過酷な労働条件
日経移民家族のの苦悩の中　奇襲　バンド攻撃で　活路を見出し
フェアプレ―精神で　優勝するまでを　描いてますが

家族の苦悩　チームの苦悩　・・・
これ　実際　２０年の　チームの歩みを　映画的に　一年に凝縮が　濃すぎ
反戦・・・　　戦争勃発　収容所へ　　・・・・　ここの描き　まあ今流行りの
前後編公開なら　もっと　深い部分も　描き　きれるのですが
尺の問題とか　ここは　メジャー映画として　野球部分を強くしたのが・・・・
ラストがね・・・・・・　　　いや　　描き方は　これ　良い　　凄い
特に脇の使い方は　　もう　これ　　ゴーヤチャンプルならぬ　邦画チャンプル
田口トモロヲ＆光石研　の　ダンデイコンビは　最高の味
台詞が少ない岩松了の豆腐屋親父が良い　貫地谷しほり
宮崎あおいは　勿体ないですよね・・・豆腐屋娘に山田真歩なら　最高の味だった
これ　なぜ奥さんの　満島ひかり使わない？？(※監督とは「川の底から～で結婚)
ひかりちゃん　テレビ出演で忙しい？？　先生役　ひかりちゃんで良かったよね
でも　TBS「ごめんね青春」の先生役は　ひかりちゃん評価あげましたね。
さて　横道それましたが・・・　これ　本当に悪くないのよ　良質映画で
今後の日本映画史に残る作品と思います
映画作る若き学生達が　それぞれに　「僕はこう思う？」と語れる映画です

朝ドラ的　今後の日本映画界思い　MVPには　文句なく高畑充希

先日朝ドラ「ごちそうさん」一挙放送見てて　序盤高畑充希は台詞なし
瞬きとしぐさのみ　僕は　彼女の　瞬きを見てました・・・・
今回も移民家族が　異国の地で働く苦悩の娘演じ　英語も歌も　瞬きも
いや～　　彼女は素晴らしい　　いや　素晴らしすぎます
今　本当に若く光る女優と言えるのは　安藤サクラと高畑充希です。

　　　　　　　　　　　★★★☆　　　　１２００円

　　　　

※　キネマ旬報ベスト１０(sakuが選んだベスト邦画２０)決まりました
近日発表します