【新午前十時の映画祭～飢餓海峡～】

　これぞまさしく左幸子 （八重）にとっての私の男
　　５０年前の作品ですが・・・　日本映画史上
　　「砂の器」と並ぶ　推理映画の名作です。
　　　　　★★★★★　　１００点　満点

    


　　　　　　　　　　　　　　　映画公開日　　1965年1月15日


            　　　　　　　  監督 内田吐夢 　　　　　　183分
　　　　　　　　　出演 三國連太郎 （犬飼多吉・樽見京一郎）
　　　　　　　　　　　　　　　　　風見章子 （妻敏子）
　　　　　　　　　　　　　　　　　左幸子 （杉戸八重）
　　　　　　　　　　　　　　　　　加藤嘉 （父長左衛門）
　　　　　　　　　　　　　　　　伴淳三郎 （弓坂吉太郎）
　　　　　　　　　　　　　　　　　高倉健 （味村時雄）


　「飢餓海峡　それは日本のどこにも見られる海峡である。その底流に我々は
　貧しい善意に満ちた人間のどろどろした愛と憎しみの執念を見る事が出来る」

おはようございます！！　　今日はこの映画「飢餓海峡」です　古い映画です
聞いたことはあるけど・・・「知らない」　「まだ見てない」「長い映画は・・嫌い」「邦画見ないし・・」
まあ色んな意見あると思いますが　現在公開中「私の男」熊切 和嘉監督は　　この「飢餓海峡」を元に
映画を作ったとインタビューで答えてて　僕もブログで　「私の男」モロ師岡の刑事姿見て　まさぼ
函館の刑事役　今は亡き名優　伴淳三郎　髣髴してると　思いましたが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若き日の　高倉健　↓↓

　　　　　　　　　　

今回　僕は　三度目の劇場鑑賞　７６年リメイク完全版公開で　名古屋で見またのが　初
後に　札幌　DVDでも一度見てますが　今回三度目ですが　　そりや　これ三国連太郎さんの
演技も凄いが　やはり　これは　　杉戸八重＝左幸子の見事な演技に尽きます！！
　　　　　　　　　　

この映画は　水上勉による同名の原作は1962年に一年間「週刊朝日」にて連載された。
そして、その後約半年かけて530枚の原稿を加筆し出版された。その内容は、
1954年9月26日に実際に起きた洞爺丸転覆事故（1337人の乗員乗客のうち1155人が死亡）と
岩内大火（死者33人）に着想を得て・・・・・　　　その　　遭難の遺体が　二つ多い・・・
その遺体と　岩内放火事件を追う刑事に　伴淳　三国連太郎は　犯人なんですが
青森　大湊であった　　娼婦　　八重と運命適名出会いが・・・・すべてを
今回・・・　　もう　何度も見てて　　八重視点で見ると　もう　これは
まさに　八重は　犬飼多吉のい出会いが　すべての神なんですね・・・
大事な　大事に　犬飼多吉の爪を持って　生きがいとして　　生活し
その恩返しに・・・・１０年後　合いに行ったら・・・・・ここは「砂の器」なんですね
まだ　見てない方　　これは　もう　　本当に名作です
後の刑事ドラマ　映画リスペクトされてます　　できれば　今後公開の「砂の器」と共に

第二回 新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作　　で