【映画監督奥田瑛二作品　～今日子と修一の場合～】

　　　　　　　　　３・１１　大震災　挫折と希望
　　絶望の果てから　見つけた　光りとは

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奥田瑛二監督。
　　　　　　　　安藤サクラ、柄本佑、和田聡宏、小篠恵奈、和音匠、
　　　　　　　　　　　カンニング竹山、田部周、宮崎美子、平田満、高橋源一郎

家を追われ子供も失い、繁華街で声をかけてきた男と暮らす今日子＝安藤サクラ
少年刑務所から出所し、工場に住み込みで新たな生活を始める修一＝柄本佑
東北の同じ町から上京し、互いの存在を知ることもなくそれぞれの人生を生きるふたりは、
それぞれに“あの瞬間”を迎えた――。

おはようございます！！
今日は　この映画ＤＶＤ鑑賞でした　　昨年秋に　東京新宿ピカデリーで公開
「えっ！」　　メジャー映画？？　　メジャー公開？？？　　いやいや　これは
ド・・インディ映画です　　殆ど宣伝も無く　　監督は　俳優奥田瑛二　俳優としては　
日本では　超メジャーですが　　映画監督してます。　　主演は　実娘　安藤サクラ
一昨年　「かぞくのくに」他で　日本映画主演　助演映画賞　独占状態でしたが・・・・・
この映画見たら　　いや～　　インデイの匂いが　プンプン
なんせ　昨年　ＮＨＫスタジオパーク登場時・・・安藤サクラは　
公開時　　新宿ピカデリー前や　渋谷路上で　自分自身で　　チラシ配ってたそうです
この映画が　ヒットしたとか・・・・その後　何処かの劇場で公開されたとか　聞かないし
本当に　全国で　何十館のシアターで公開された　作品なんですね。

　奥田瑛二監督の６年ぶりの長編作です・・・・　　共演には　安藤サクラ　旦那　柄本佑
共演では　なく　　二人の物語を交互に描いてますが・・・・これ　もう　　想像を絶する
もう　こう言う生き方も　あるんだと言う　　壮絶な物語なんですね　　もう　園子温かよ！！と思う
シーンも　あるしね・・・・　　しかし　　そこから　再生する　姿が　良いんですね

　　　　　　　　この映画の光となる　　ＭＶＰは
　この作品で、修一と同じ工場で働く女性・未来（みき）を演じたのが小篠恵奈さん。
重い過去を背負った修一にまっすぐ向きあおうとし、役名のとおり修一の進む先を照らす
希望となる未来を、落ち着いた存在感で
　デビュー以来『ふがいない僕は空を見る』『ももいろそらを』など話題作への出演が続き、
１年間で出演作は５本以上。いま注目すべき女優であることに　間違いない！！
「舟を編む」にも出てるらしいが　　何処にでてたのか　　ＤＶＤ見直さないと・・・ね(・_・;)

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

それにしても　　大活躍中の安藤サクラ　春に公開された「家路」でも　被災地で暮らす妻演じてましたね
この映画は　今年の　上半期ベスト映画です。　　来月公開「春を背負って」　　また　安藤桃子実姉監督