今までこんなに真剣に何かを
取り組んだことが生きてきた中であったろうか?
「そしてこれからの俺の人生に、
あんな夢中な思いをすることが
何べんもあるといいと思います。もしかしたら、
幸福とはそういうことなんじゃないかと。」
(映画「同胞 寺尾聡台詞より)
1975年ベストテン 日本映画第9位
おはようございます!! この映画見た人居ますか??? 公開は今から40年前
1975年10月25日公開で 僕は当時夜間高校生 集団就職で愛知県安城市に暮らしてました
映画は当時年間300本見てた頃で・・この映画は 公開 二日目の日曜に 名古屋の松竹座で
見ましたが あの当時の松竹座は大きく800人程の収容で・・・・ お客さんの入りは
僕の見た松竹映画で 一番最低・・・・ ガラガラ 数十人のお客・・・・・
翌日 学校のクラスメートで映画好きの子が 「お客さん居なくて はらからと言うよりカラカラだね!!」
と言われたのが 今でも記憶に残ってましたが 当時 僕のキネマ旬報の日本映画1位でした
75年度「新幹線大爆破」「動脈列島」「東京湾炎上」「山口百恵~潮騒~」「トラック野郎」シリーズ
スタートし 山田監督は お盆・正月の「寅さん」以外に 年に一本 この手良質作品
送り出してましたが 興行的には・・・・まだまだ で 「幸福の黄色いハンカチ」はこの後なんでね
今回 東京近代美術センターで 山田監督作品上映で ・・・この映画 僕は何度も見てても
もう一度 大きなスクリーンで見たい その思いだけで 行きましたが
いや~ 会場入って 観客の多さにびっくり・・・( ̄□ ̄;)!! まさかですよ・・・・・
公開当時より多い!!( ̄□ ̄;) 殆どが60歳以上の 男性・・・・・・
この映画は 地味な映画です 本当に 良い映画だけど 地味
そして 最大の欠点は題名「同胞」 殆どの人が 「どうほう」と読み
「えっ!!??なにこの映画」・・・といわれる まあ あの当時 山田監督は「家族」「故郷」
漢字二文字的な?? 意味含め 「同胞」なんでしょうが 映画は 本当に当たらなかった
この前年「砂の器」が公開され 大ヒット一本立てが 主流にお矢先に この映画も異例の一本立て
しかし・・・・お客は・・・・・
この映画は
農村青年たちと、都会の演劇青年たちが、多くの困難や障害を克服し、
実際にもある「演劇公演」を現実のものにした岩手県松尾村で実際に起こった感動の物語なんです。
統一劇場 舞台公演を 実現するまでの物語で 物語前半は これ 山田版「十二人の怒れる男」で
村の青年会議所での 舞台公演の審議なんですよ 皆仕事 農作業に終われ
舞台公演どころじゃない 反対意見 もし 失敗したら ・・・ そんな意見のやりとり
映画後半は これ 舞台劇 ドキュメントなんですね・・・・
劇団員の日々格闘 練習 舞台装置 そして ミュージカル「ふるさと」開幕・・・・
いや~ 何度も 何度も 見てても泣けた。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
寅さんシリーズの常連である賠償千恵子、更に下條正巳に三崎千恵子のおいちゃん、
おばちゃんコンビにそして、何と言っても渥美清、 お客が登場で笑う 大歓声
地元消防団の偉い人役なんです 時間は短いですがね
寅さんシリーズにゲスト出演していた井川比佐志や大滝秀治など、
とにかく寅さんシリーズのキャストが沢山、見られるだけで良いのだ。
松尾村の青年会長は寺尾聰(若い!!)さんです。 どうですか これ
僕は 本当に三崎千恵子見れただけで・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
映画上映終えての 拍手・・・・・・・
そして 見終えた お客さんが・・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
これぞ 映画が好きな人の 同胞なんだよね
映画に感動じゃなく この映画のお客に感動でした
明日は 2013年キネマ旬報ベスト10 公開する予定です
松尾村の若者たちと共に 汗を流して 映画「同胞」を作り上げた
あの輝かしい想い出を ぼくとぼくのスタッフは 一生忘れないだろう。 山田洋次
1975年日本映画キネマ旬報ベスト10
取り組んだことが生きてきた中であったろうか?
「そしてこれからの俺の人生に、
あんな夢中な思いをすることが
何べんもあるといいと思います。もしかしたら、
幸福とはそういうことなんじゃないかと。」
(映画「同胞 寺尾聡台詞より)
1975年ベストテン 日本映画第9位
おはようございます!! この映画見た人居ますか??? 公開は今から40年前
1975年10月25日公開で 僕は当時夜間高校生 集団就職で愛知県安城市に暮らしてました
映画は当時年間300本見てた頃で・・この映画は 公開 二日目の日曜に 名古屋の松竹座で
見ましたが あの当時の松竹座は大きく800人程の収容で・・・・ お客さんの入りは
僕の見た松竹映画で 一番最低・・・・ ガラガラ 数十人のお客・・・・・
翌日 学校のクラスメートで映画好きの子が 「お客さん居なくて はらからと言うよりカラカラだね!!」
と言われたのが 今でも記憶に残ってましたが 当時 僕のキネマ旬報の日本映画1位でした
75年度「新幹線大爆破」「動脈列島」「東京湾炎上」「山口百恵~潮騒~」「トラック野郎」シリーズ
スタートし 山田監督は お盆・正月の「寅さん」以外に 年に一本 この手良質作品
送り出してましたが 興行的には・・・・まだまだ で 「幸福の黄色いハンカチ」はこの後なんでね
今回 東京近代美術センターで 山田監督作品上映で ・・・この映画 僕は何度も見てても
もう一度 大きなスクリーンで見たい その思いだけで 行きましたが
いや~ 会場入って 観客の多さにびっくり・・・( ̄□ ̄;)!! まさかですよ・・・・・
公開当時より多い!!( ̄□ ̄;) 殆どが60歳以上の 男性・・・・・・
この映画は 地味な映画です 本当に 良い映画だけど 地味
そして 最大の欠点は題名「同胞」 殆どの人が 「どうほう」と読み
「えっ!!??なにこの映画」・・・といわれる まあ あの当時 山田監督は「家族」「故郷」
漢字二文字的な?? 意味含め 「同胞」なんでしょうが 映画は 本当に当たらなかった
この前年「砂の器」が公開され 大ヒット一本立てが 主流にお矢先に この映画も異例の一本立て
しかし・・・・お客は・・・・・
この映画は
農村青年たちと、都会の演劇青年たちが、多くの困難や障害を克服し、
実際にもある「演劇公演」を現実のものにした岩手県松尾村で実際に起こった感動の物語なんです。
統一劇場 舞台公演を 実現するまでの物語で 物語前半は これ 山田版「十二人の怒れる男」で
村の青年会議所での 舞台公演の審議なんですよ 皆仕事 農作業に終われ
舞台公演どころじゃない 反対意見 もし 失敗したら ・・・ そんな意見のやりとり
映画後半は これ 舞台劇 ドキュメントなんですね・・・・
劇団員の日々格闘 練習 舞台装置 そして ミュージカル「ふるさと」開幕・・・・
いや~ 何度も 何度も 見てても泣けた。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
寅さんシリーズの常連である賠償千恵子、更に下條正巳に三崎千恵子のおいちゃん、
おばちゃんコンビにそして、何と言っても渥美清、 お客が登場で笑う 大歓声
地元消防団の偉い人役なんです 時間は短いですがね
寅さんシリーズにゲスト出演していた井川比佐志や大滝秀治など、
とにかく寅さんシリーズのキャストが沢山、見られるだけで良いのだ。
松尾村の青年会長は寺尾聰(若い!!)さんです。 どうですか これ
僕は 本当に三崎千恵子見れただけで・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
映画上映終えての 拍手・・・・・・・
そして 見終えた お客さんが・・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
これぞ 映画が好きな人の 同胞なんだよね
映画に感動じゃなく この映画のお客に感動でした
明日は 2013年キネマ旬報ベスト10 公開する予定です
山田洋次 記念碑
松尾村の若者たちと共に 汗を流して 映画「同胞」を作り上げた
あの輝かしい想い出を ぼくとぼくのスタッフは 一生忘れないだろう。 山田洋次
1975年日本映画キネマ旬報ベスト10
第1位 | ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 | 監督:新藤兼人 |
第2位 | 祭りの準備 | 監督:黒木和雄 |
第3位 | 金環蝕 | 監督:山本薩夫 |
第4位 | 化石 | 監督:小林正樹 |
第5位 | 男はつらいよ・寅次郎相合い傘 | 監督:山田洋次 |
第6位 | 田園に死す | 監督:寺山修司 |
第7位 | 新幹線大爆破 | 監督:佐藤純弥 |
第8位 | 仁義の墓場 | 監督:深作欣二 |
第9位 | 同胞 | 監督:山田洋次 |
第10位 | 実録阿部定 | 監督:田中登 |
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